チェ・ゲバラのチェ
7月の『まいにちスペイン語』は昨日で終わり。時間が経つのが早い。と、毎週毎月毎年思っております。
7月は現在進行形や受動文、私の苦手な再帰動詞を勉強しましたが、結局いちばん覚えているのはチェ・ゲバラの che だけというね。
チェ・ゲバラは言わずと知れたキューバ革命の指導者。アルゼンチン出身で本名はエルネスト・ゲバラ。「チェ」というのは愛称で、どういう意味かと言いますと、びっくりしたときや誰かに呼びかけるときにつかう間投詞だそうです。
手元の辞書では「おい、ねえ、そんなばかな、まさか;それがどうした」となっています。 che だけで「そんなばかな!」と言えるの。便利ね。
アルゼンチンやパラグアイあたりで使われる言葉で、同じスペイン語圏でもキューバでは使わないため、キューバの人たちが面白がってとうとうあだ名が「チェ」になってしまったのだそう。
まぁ、会話の端々に「チェ〜」と言われたら、聞き慣れないとちょっとおかしいかもしれません。
それにしても英雄なのに、口癖があだ名だったなんて。生徒に変なあだ名つけられてる中学校の先生みたい‥。英雄なのに。